事業再生計画に則りゴルフ場を再生

私が三年間働いていたゴルフ場はバブルの時期に開発されたためご多分に漏れず事業に行き詰まり、破産しました。しかしコース環境は良く、ゴルフ場として決して地形も悪くなかったため、民事再生の適用を受けて事業再生の道を模索しました。しかし民事再生には大きな壁がありました。それは会員権を持っている会員たちです。ゴルフ場の負債はほとんど銀行に優先的に返済するため、会員の皆様は高額な会員権を購入したのに多くの損害が出る結果になります。
何度も債権者を対象にした説明会を開きました。どうしてもこのゴルフ場をもう一度再生させたい、という思いを必死で伝えましたが、経営者が代わらずに債権を放棄することに主に会員の理解を得られず会社更生法の適用になりました。バブル期にはゴルフ会員権の転売が相次ぎ会員権の価格も跳ね上がっておりましたので最終的に会員権を持っていた方はゴルフ場に愛着のある方ばかりではなかったのです。しかし経営者が代わるとはいえ事業再生の道が残ったことは不幸中の幸いです。現在も裁判所に提出した事業再生計画に則り再生が進められています。

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